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覚助 (仏師) : ウィキペディア日本語版
覚助 (仏師)[かくじょ]
覚助(かくじょ、生年不詳 - 承暦元年(1077年10月)は、平安時代中期から後期の仏師定朝の子とも弟子とも言われている。七条仏所の祖。
事績については、康平2年(1059年)の法成寺阿弥陀堂・五大堂の造仏についてが初見である。治暦3年(1067年興福寺金堂などの造仏を行った功により法橋に任じられ、翌4年(1068年)には法眼となっている。承暦元年(1077年)、法勝寺の造営中に没してしまったが、その後は弟子の院助が引き継いで完成させている。
覚助の作品と推定される仏像として、延久3年(1071年)に復興された祇園社観慶寺の旧本像で、現在大蓮寺にある薬師如来像(重要文化財)が挙げられる。
== 参考資料 ==

* 京都国立博物館編集 『院政期の仏像 ─定朝から運慶へ─』 岩波書店、1992年 ISBN 4-00-008058-X



抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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